我が家も、母70代、自分50代となり、老老介護になりつつある…

幸いにも、母の状態は、寝たきりの状態から復活し、比較的安定した生活を送れている
自分も体調に大きな不安もなく、このままの状況なら特に問題はない
しかし、残念ながら、「このままの状況」がこの先ずっと続くわけではない

母の状態は、安定しているとは言っても、長いスパンで見るとやはり悪化しているし、これから先、精神面、体力面とも悪くなる一方だ
そして、老いによる衰えは母だけでなく、自分にも降りかかる
今年、問題なくできたことが、年々難しくなっていくのだろう

「よくなること」は皆無で、「悪くなること」しかない
お先真っ暗… というのはこういうことか…

できればこの先も、母を施設に入れることなく、在宅で看ていこうと思っている

在宅介護と言っても、日中の大部分は、デイサービスに頼っているが、現時点では、母にとっても自分にとってもバランスが良いように思う
できれば、このままの状態が長く続いてほしい…
しかし、完治しない病気である以上、このままというのは無理な話…

「このままならいい」からと言って、これから先も、このままの生活を続けていった時、「このままでなくなった時」にどうするか…
その時が、すでに自分自身の体力、気力を失っている時であれば、もう選択肢はないかもしれない

今なら、まだいろいろなことが考えられる…
母のこと、母の介護のこと
自分のこと、自分の人生…

できればこの先も、母を施設に入れることなく、在宅で看ていこうと思う
そして、残された自分の人生にも、最後の花を添えようと思う